デジカメ X-T20の紹介

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すくーれ

富士フイルムのミラーレスX-T10』の後継機『X-T20』が、2017年2月下旬に発売されました。

掲載:2017.2.28 文:長坂 断

X-T10に対して新しい機能

一番期待するのがタッチパネルが搭載され、「フォーカスエリア選択」や「タッチショット」ができるようになったことです。

他に強化された主な点は次の通りです。

あえて前モデルを買う?

後継機種が発売されると『X-T10』は在庫処分品となり価格が下がります。まもなく中古品も安くなります。

安価なカメラ ボディにして、価格差分レンズを買う、というのもお勧めです。

「自分は何を必要としているか?」を整理すると、『X-T20』がオーバースペックで『X-T10』で良いや、という人もいると思います。

魅力的なAPS-Cカメラ&レンズ

富士フイルムのミラーレスの特長は次のとおりです。

なお、インターフェイスは独特な点もありますが、慣れると使いやすいと感じています。

ぼかしやすいレンズが多い

富士フイルムは、明るい交換レンズがたくさんあります。

明るいレンズ
絞りを最も広げた際のF値が小さいということで、ピント位置の前後をぼかしやすい
一般的に、ズームできない“短焦点レンズ”はF2.0以下、“ズームレンズ”はF2.8以下のものをいう

下の写真は絞りを開放のF1.4に設定して、一番ボケるようにしています(F値を変えればボケ度合いを減らせます)。

使ったのは『XF23mmF1.4R』という単焦点レンズで、カメラ ボディは前モデルの『X-T10』です。

X-T10 ボケのテスト

上の作品はRAWデータをLightroomで編集/現像しています。

参考

撮像素子がフルサイズの他社製品なら、同じ画角でもっとボケますが、レンズが大きく重くなり、価格が3倍くらいになります。

CGのような鮮明さ

前モデル『X-T10』と『XF23mmF1.4R』で撮って驚いたのが精細さ、解像感です。
一般的にズームできない単焦点レンズの方が綺麗に写りますが、それでもすごいと感じました。

カメラ ボディがローパスレスというのも奏功してるのかもしれません。

X-T10撮影画像 鮮明

少しJPEG圧縮しています。

小さくて軽い

富士フイルムのレンズ交換式カメラは、撮像素子が“APS-C”です。
そのため、一回り大きい“フルサイズ”のレンズ(同等のF値と焦点距離)と比べると、小型・軽量・安価です。

もちろん“フルサイズ”のメリットはありますが、私の場合は持ち歩くことが多いので“APS-C”の軽さを取りました。

カメラ ボディ(本体)も一眼レフに比べて、小さく軽くバッテリーやSDカードを含めて約383gです。
これだけの機能があってこの重量は驚きです。軽いレンズをつければ600gくらいに収まります。

ファインダーはミラーレスなので、電子式(EVF)になります。

撮影時に色作りができる

JPEG画像を“そのまま”または“少し編集するだけ”で、満足な写真になることが大半です。

なかにはRAW現像でないと思いの画にならないこともありますが、トータルで現像時間が減りました。

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