よくある質問「Webデザイナーとして就職するために資格は必要ですか?」に回答します。
更新:2014.6
医師や弁護士など資格がないと仕事ができない職種もありますが、Webデザイナーは資格がなくてもなれます。
例えば『Webクリエイター能力認定試験』という検定がありますが、時間内にコーディングできるか?という試験内容です(2012年の時点で)。
「コーダーとして能力があります」という根拠くらいにはなるかというと、それも難しいです。
なぜなら、指定の色を変えろなど細かい設問に答えるだけなので、実務とは違うからです。
Webデザイナーに限らずモノを作るクリエイターに、資格が必要と考える人は少ないでしょう。
なぜなら作品という結果で、能力を推し量ることができるからです。
ブログ『Webクリエイターボックス』の記事「Webデザイナーになりたい!Web制作会社で働く為の就活ガイド」で4社の方が、資格の有無は採用の判断材料になりますか?に回答しています。
月刊誌『Web Designing 2014年7月号』の特集では、Web制作の資格が紹介されていますが、資格ビジネスで儲ける人たちがいることを踏まえた上で参考にした方が良いでしょう。
資格があることを評価する、という小規模企業の経営者の方もいました。
しかし、Webデザイナーの仕事を理解している多くの採用担当者は資格の有無を考慮しません。理由は2つあります。
Webデザイナーに関する資格は、たくさんあります。
採用担当者は、数多くある資格の内容を知りません。
そのため、その資格を持っていると、どういうスキルがあるのかが分かりません。
Webデザイン力を判断するのは難しくありません。
作品を見ればコーディング力、デザイン センスなどが分かります。
そのため面接にポートフォリオを持参するように言われます。