グレーカードを使うと、パソコン ソフトで簡単に適正な色に補正できます。
更新:2015.4.22 文:長坂 断
明るさ(露出)や色の基準になるのがグレーカードです。
正確な色が印刷された製品を使うことをお勧めします。
筆者は「銀一 シルクグレーカード」をハガキや名刺サイズに切って、バッグと財布に入れています。
100円ショップなどで売っているポストカードや名刺用のビニール袋を使えば、汚れません。
グレーカードを利用して写真を正しい色にするには、撮影する前と後と2つの手段があります。
撮影前だと、デジカメの機能「マニュアル ホワイトバランス」を利用します。方法は説明書に載っています。
撮影後なら、ソフトやアプリで可能です。
写真編集/RAW現像ソフトで編集する流れは次のとおりです。
撮影現場で、グレーカードを光源より少しカメラ側に傾けて試し撮りします。
ほとんどのソフトは、写ったグレーカードを「ホワイトバランスツール(※)」でクリックすることで適正な色に補正できます。
※ソフトによって名称は異なる
色補正した試し画像の「色温度」や「色かぶり補正」など色に関わる値を、同じ光源の写真に設定します。
グレーカードを使っても完璧ではないので、筆者は1クリック色補正した後に調整することもあります。
1クリック色補正をソフトで行う方法を説明したページを紹介します。
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