Adobe Photoshop CC

パソコン向けPhotoshop (フォトショップ)は3つ

Adobe Photoshop CC

画像制作・写真編集するための代表的なソフトであるPhotoshop(フォトショップ)は、複数のアプリが販売されています。

パソコン向けPhotoshop

Photoshop(フォトショップ)と名のつくソフトは3つあります。開発・販売しているのは、Adobe(アドビ)です。

Photoshop(フォトショップ)
プロ向け画像制作アプリ(パソコン)、合成や広告バナーなど静止画の作れる
Photoshop Lightroom(~ ライトルーム)
写真データの編集・管理アプリ(パソコン・スマホ)
Photoshop Elements(~ エレメンツ)
一般向け画像の制作・管理ソフト(パソコン)

プロが使うPhotoshop

デザイナーやイラストレータが、静止画を制作する際に最も使われているアプリです。画像に関することなら、どんな編集でもできる、というほど高機能です。

以前は10万円を超える高価なソフトでしたが、現在は月払い制(サブスクリプション)となりました。ファイル管理は付属の『Bridge(ブリッジ)』で行います。

Photoshop Elements

絵を描いたり、画像を編集・加工できる一般向けのソフトです。ファイル管理もできます。ガイドブックが多く独学しやすいので、趣味で静止画の作品作りしたい人にオススメです。

当初はプロが使う『Photoshop』の廉価版として発売されたましたが、お手軽機能が搭載されて独自色が強くなりました。

どのPhotoshopを使う?

写真編集・RAW現像は、Photoshopファミリーの全てのソフトで可能です。

Photoshop Lightroom(Lr)は写真のためのソフトなので、効率的にできます。ただし、コラージュやトリッキーな加工はできません。Photoshop(Ps)と両方使うときは一般的に次の流れになります。

  1. 【Lr】管理:検索のためタグ付けやレーティング
  2. 【Lr】補正:色や明るさの調整
  3. 【Lr】書出:psdファイルへ([ファイル]-[書き出し])
  4. 【Ps】加工:文字入れ・合成など

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Lightroom現像モジュール比較

Photoshop Lightroom(フォトショップ ライトルーム)とは

Lightroom現像モジュール

静止画の色や明るさ編集のほか、ファイル管理やWebアルバム作成などできるのがPhotoshop Lightroom(フォトショップ ライトルーム)です。Photoshopの写真に関する機能を分化させたアプリ。

3種類のLightroom

Adobe Photoshop Lightroom(以下、Lightroom)は3つのアプリ形態があります。

Lightroom Classic
従来のアプリで、パソコン上の写真データを扱い、高機能
Lightroom
写真データをクラウドで管理し、各々の画像に検索に役立つタグ(キーワード)が自動で付加される
デバイスフリーなのでパソコン・スマホ・iPadで機能や操作がほとんど変わらない
Webブラウザ版
lightroom.adobe.comにアクセスすることでWebブラウザ上でLightroomが利用できる

RAWやJPGの写真編集

Lightroomで可能な編集とは、明るさを含む色の調整(補正)とトリミングで、現像モジュールという画面で行います。合成写真やバナー広告を作る場合はPhotoshopファミリーの他のアプリを使います。

カメラが作る“そのまま(撮って出し)の写真”を少し変えるだけで、印象が良くなることが多いです。デジカメのフィルター機能と違い、慣れれば思い通りの色や雰囲気にできます。

JPEG・TIFF・RAW形式のファイルを編集できます(RAWはデジカメごとに規格が違い、稀に非対応がある)。

ファイル管理からRAW現像

Lightroom現像モジュール
現像モジュール

RAWデータを編集(作画)することを現像といいます。データ容量が重いですが、JPEGに比べて遥かに補正の許容幅があります。

Lightroomは、ファイル管理から素早くRAW現像の画面へ切り替わります。

大量の写真データ管理

Lightroomライブラリモジュール
ライブラリ モジュール

大量の写真データを見つけやすくする目的で、キーワードやレーティング、撮影地など様々な情報を加えることができます。事前に写真データを認識(読み込む)させる仕組みのため、すぐに検索結果が表示されます。

メタデータ(画像には見えない)のIPTCに著作権者名を埋め込むことができます。

アプリの利用料金

複数の機器で使えるLightroomは無料でも使えます。

スマホで使うなら無料

スマホ(iPhone・Android)とiPadで利用できるモバイル版は、一部機能制限がありますが無料です。ただし、Adobeのサイトでユーザ登録が必要です。

パッケージなくなり月払いのみ

以前は店頭などで箱でもLightroomを買えましたが、現在は月々支払ういわばリースタイプでしか利用できません。Creative Cloud フォトプランまたはLightroomプラン月々980円(2019年7月現在)です。前者は画像加工ができるPhotoshopも使え、後者はクラウド容量が多いという差があります。

Photoshop+Bridgeとの違い

私は2013年まで、RAW現像にはPhotoshop付属ツールのCamera RAW、ファイル管理にはAdobe Bridgeを使っていました。Lightroomを使い始めのころ、「Photoshop(Camera RAW)+Bridge」と機能はほとんど同じで、わざわざ別のソフトを利用するメリットがあるのか、と疑問でした。

しかし、使い込んでいくと、気に入りました。1つ1つは些細な違いですが、1つのソフトでデータ管理と編集ができるのは効率的です。とくに沢山の写真を扱う際に、力を発揮します。データ管理は『Bridge』と違いデータベース式なので、検索が早いです(最初の読込みには時間がかかる)。

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シャッタースピードで写真の印象を変える

動きを感じさせる写真や走っている子供をピタッと止まった写真は、カメラのシャッタースピードの設定を変えることで実現できます。

被写体ブレでスピード感

シャッタースピードを遅くすることで、動いている被写体がブレます。動く早さによって適切な設定値が変わります。例えば歩いている人の場合は1/15〜1/30あたりです。

明暗ストライプと変に写る理由

表示が映らない表示が映る

実は蛍光灯など一部のライトは、人間が分からない早さで明滅しています。1秒間に100回(東日本)や120回(西日本)でON・OFFが繰り返す、これをフリッカーと言います。それでシャッタースピードが早いと消えてる瞬間が写ることがあるのです。

上の写真は、ランニングマシンの電光表示が左では一部が欠けています(1/320)。右は、シャッタースピードを1/30と遅くすることで、人間が見た通りに写っています。

フリッカー対策

シャッタースピードを1/100以下にします。最近のデジカメには自動で対策してくれる機能を搭載しているセインもあります。

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